片岡「ひろし海と展望」
あぁ 我らも神戸市民のようになりたい 付録 (追想風)新市名所スポット案内---加茂編 1
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作成日時 : 2007/02/21 08:10
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十数年前 阪神・淡路大震災が起こった。我々の家も早朝そうとう揺れた。今では高速で西に行ったり、電車で通る時に窓から街を見ると、当時至る所にあったブルーシートは今はなく、町並みも相当復興したと感じられます。あれ以来の新聞報道やテレビを見ていると、この間 世界の人々は神戸市民の二つのことに驚いていると報じていました。
一つはあの日の早朝 地震直後にコンビニエンスストアー前に朝食を求めてパジャマのままで列をつくって買える順番を待っていた映像を見て、世界の人たちは「何故あの状況の中で列がつくれるのか」と驚いたそうです。世界でよく目にする光景は取りあい、押しあいになって大混乱が発生するのがよくある姿なのに「何故あれができるのだ」と。
二つ目は「発生から十数年で何故あそこまで復興できるのか」と言う事だそうです。復興努力の中で神戸市民が柱とした主たる点は、我々で言えば隣組・町内会・又は地区単位でみなさんは今後の生活を物心両面で描き、そしてそれに合う街の仕組みや街並みを設計し役所と交渉し実現させて行ったと報告していました。一昨年アメリカ・ニューオリンズ市はハリケーンカトリーナに襲われ壊滅的な状況になりました。その復興の仕組みを考える準備として、その聞き取りと見学に神戸に市議会議長を団長にして視察チームが来たそうです。当地の現況は約一年半以上も経つのにひどいところは当時のままで放置されている様子だそうです。もちろん 神戸はあれだけの災害ですから、奇麗事ばかりではなく、深刻な問題やトラブルが渦巻いているのではないかと思いますが、新聞やテレビを見る限りではそのように受け取れました。もし もし 我々の街にあれ級の災害が来た時 我々も立ち向かえるような準備と街づくり、そして建物や道路・街の建築学上の備えだけでなく、市民の連帯と自立を常時建築しておく必要が大だと思います。
木津川(和束川と合流する少し上流)
access 各地区より川に下りる道
[私の幼き時の思い出]
小学校のとき今のように学校にプールはなかった。だから私たちの年代はみんな木津川育ちなのである。夏休みともなれば遊び場所は川。ほかにどこにも連れて行ってもらえないのが普通であった。昼ごはんを食べれば川(何故か先生が言われた「泳ぐのは昼から」を守っていた)。毎日のことであったので川から聞こえてくる歓声で「今日は何人ぐらい来ているな」ということがわかった。しかしその泳ぐ場所には各地区の縄張りがあった。恭仁大橋の少し上の岩場は船屋・中森・東町系統でその中での詳しい縄張りは知らない。橋下流の右岸は恭仁小の人。詳しい縄張りは知らない。写真から上はよく覚えている。銭司は一番上の白岩場(通称しらいば)、山田は観音マンボ、小谷は渡しの船着場付近であった。しかしそれは地区の縄張りであって、その中にも個人の縄張りがあった。昼過ぎから夕方近くまで泳ぐので休憩しなければ、唇が(しぐれる)のであった。その休憩する岩が個人によって決まっていた。しかしそれは勢力順であった。勢力のある者は大きな寝転べるような岩であり、順次大きさが小さくなった。結構子供は多かったので勢力のない者は水面に少ししか出ていない水中の岩が当たった。
それぞれ岩には名前がついていて「貢ちゃんの岩」「義満ッちゃんの岩」「まあちゃんの岩」「あっこちゃんの岩」「邦ちゃんの岩」などであった。今から思えば休憩している時の格好はまるで「サル山」でなく「サル川」のようであった。読者の中には「そんなに長く泳ぐのなら、休憩は河原の岸に戻って休めば」と海水浴場風にお思いでしょうが、当時は「高山ダム」などなく、水量が多く、流れも早く、かつ川幅も広かった。向こう岸の岩場まで行くのは「決死の川渡り」だったので一日に二回も三回も「決死」はできなかったのである。
では最後に一句。 「木津川よ 君は新市の 首飾り」
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